2012年10月19日金曜日

今日はエロです

変な夢を見た。なぜか私が農林水産大臣になっていて、陳情に来たのが偶然、高校の頃に私をいじめた先生で、エラくなった私なのに情け容赦なく冷酷に対応するという内容。

おまけに大臣にまでなったのに幼稚で狭量な自分を悲観して総理大臣あてに辞表を書こうとする夢だった。

意味不明だ。

気が狂っているのかもしれない。

それにしても最近はエロい夢を見なくなった。心に余裕がないからだろうか。以前は、飛び込みで入店した高級ソープランドで、友人の恋人とか奥さんが出てくる夢を見た。ギョッとしながらもムフフな気分になる夢を何度も見たのだが、すっかり縁遠くなった。

きっと、友人の恋人とか奥さんがオバアサンになってしまったから、そんな夢を見なくなったのだろう。

いったい何を書いているんだろう。何が書きたいんだろう。バカ極まるって感じだ。

仕方がないから今日は軟派な話題を突き詰めてみようと思う。エロ話が嫌いな人には申し訳ないです。そんな人はいないか。

さてさて、何をもってエロとみなすのか、これこそエロの深遠かつ哲学的な命題だろう。

週刊文春に連載されているコラム「人生エロエロ」には毎度感心する。みうらじゅん氏のエロさは紫綬褒章モノだと思う。何と言っても連載のサブタイトルが「人生の3分の2はイヤラシイことを考えてきた」である。感服する。

まあ、だれでも人生のかなりの時間をイヤラシイことの妄想や夢想や実行に費やしてきたのだろう。それでこそ人間らしさである。

話がそれた。

なにをもってエロとみなすのか、エロの奥深さはこの点が人によって違うからだと思う。

パリコレに出てくるようなスーパーモデルのヌードにドキッとする人がいる一方で、隣に住んでいる少しブサイクなおねえさんの真っ裸が覗き見えちゃったほうが興奮する人もいる。

面識のない美人女優のヌードより、一度でも二度でもいいから言葉を交わした「ヘチャムクレだけど少しだけ知り合い」のヌードのほうが萌える。そんなもんだと思う。私だけだろうか。

「無くて七癖」。よく聞くフレースだが、エロの世界においては「無くて七フェチ」だ。

多くの人が妙な部分に性的興奮を覚える。意外な身体の部位とかシチュエーションとかだ。足フェチとか腋フェチあたりが王道で、鎖骨フェチとか肘フェチもいるらしい。

うーん、奥が深い。

私の場合、部位に関するフェチ的要素はあまり無いみたいだ。強いて言えば形の良いお尻だろうか。いつか家中に形の良い女性のヒップだけを石膏ボードで固めて、ずらりと並べて暮らしてみたいと思う。バカでスイマセン。

お尻ついでに言えば、そのお尻を覆う下着とか水着にも妙な思い入れがある。

もう四半世紀以上前だろうか。今は亡き飯島愛がテレビ東京の崇高な番組「ギルガメッシュナイト」でTバックをメジャーなアイテムに昇華させた。おかげで私の人生はTバックに傾いてきたと言っても過言ではない。

世の中にはイヤラシサを競うように大事な箇所に丸く穴が開いた下着とか、大腸内視鏡検査の時に履かされるトランクスのように後ろ部分がぱっくり割れているショーツなどが存在する。

私に言わせればそんなものは邪道である。嫌いではないが・・・。いや、やはり邪道である。覆っているからこそ芸術なんだと思う。だからTバックの勝ちである。Tバックも後ろの部分がただのヒモみたいではダメだ。そこそこ幅を確保していて欲しい。

熱くなってしまった。もっとクールに考察しないといけない。反省。

水着もTバックが好きだが、あれはあれで下着のTバックとは少しニュアンスが違う。下着の場合はスカートやパンツのラインを気にするという大義名分があるが、水着だと見られる前提だ。だから私に言わせるとエロさがわざとらしい感じで減点対象だ。でも大好きだが・・・。

水着の場合、知る人ぞ知る「ブラジリアンカット」が最高だ。画像を貼るわけにもいかないので、知らない人はネットで検索して過激なブラジリアンカットを目に焼き付けて欲しい。オブリガードだ!

そう考えると、私の場合、「衣類系」に妙なフェチ心があるみたいだ。どんなセクシーランジェリーだろうと、バニーガールの衣装のほうが上だと思っている。全身網タイツなどというアダルトグッズがあるが、あれだって私に言わせれば、バニーちゃんの敵ではない。

ミニスカートでナマ足で下着が見えちゃうパターンなんかちっともエロではない。スリットから覗くパンストの上の方の色が濃くなっている部分が見えたほうが断然エロだと思う。

おかしいだろうか。

そういえば、「ハゲデブの義父」に若い嫁が抵抗できずに手籠めにされてしまうAVが好きだという女性に遭遇したことがある。実際にはそんな場面はご免こうむりたいらしいが、AV鑑賞に限ってはなぜか「義父」にシビれるのだという。あれも一種のフェチなんだろう。

誰もが普段はスマシ顔で自分の変なこだわりを隠して生きているが、ひと皮ひんめくれば、みんな結構なエロ大王だったり、エロ女王だったりする。

そんなテーマだけに話題を限定して男女10人ぐらいで朝まで酒を飲み明かす集いとかを開催したら楽しいだろうなあ。

古式ゆかしい「百物語」を怪談ではなく、エロ話だけで達成する集いだ。なかなか面白そうだ。

怪談の「百物語」では、百話が終わった時に「本当の怪」がやってくるらしいが、エロの100話が終わった時には果たして何が見えるのだろう。

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