2008年11月13日木曜日

葉巻の時間

寒くなると葉巻愛好家にはツラい季節の始まりだ。強い臭いと煙のせいで、なかなか室内では楽しむところが少ない。私の場合、いろいろ工夫はしているが、やはり屋外で楽しむことが多い。

書斎代わりに占有している自宅の部屋には、葉巻を楽しめるように換気扇を2箇所つけて、ドアの下のわずかなすき間には目張りを貼って臭いが家中に漏れないようにしてある。

それでも、自分でふかしたくせに臭いが残った部屋は、なにかと居づらい。結局、ベランダにリクライニングシートを持ち出して葉巻タイムを過ごすことが多くなる。

真冬は、完全な防寒着を着込んで小1時間、葉巻と付き合う。手袋もアウトドア用の指先だけ出せるものを愛用している。葉巻を持つ指先はやはり素肌じゃないと落ち着かないせいだ。

ただ、この手袋、5本の指全部が第2関節から露出しちゃうので、本当に寒いときは、やはり寒い。こういうときは、人差し指と中指部分だけ先っぽを2センチぐらいカットした軍手を愛用する。涙ぐましい努力だ。

海外のネット通販で安くなっているキューバ産葉巻をまとめ買いするのが私のパターンなので、実は決まった銘柄ばかりがヒュミドールに貯まっている。

先日、そんな私にとって嬉しいプレゼントをいただいた。高価かつ珍しいキューバ産葉巻だ。

ロメオYジュリエッタのロブストサイズの限定品、その名もエディションリミターダとボリバーのゴールドメダル。とくに後者の方は味わったことがないので楽しみ。

調べてみたら、1992年に製造中止になったものの根強いファンの要望で復活した逸品らしい。長めのロンズデールサイズ。ハバナ産シガーの中でも圧倒的なアロマの強さが特徴らしい。

普段食べないガッツリ味のステーキでも食べないとこの葉巻を味わうには物足りないかも。

食後に楽しむ葉巻のために食事を選ぶほどのシガーマニアではないが、珍しい葉巻とか極上品を楽しむときには、そのぐらいのこだわりを持って向き合いたい。

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