2008年11月10日月曜日

ソウルで食べた、思った・・

ソウル旅行で口にしたのは、あまり日本ではポピュラーとはいえないものが中心。普通の焼肉なら東京でいくらでも食べられるし、最近はあまり牛肉に食指が動かないので、豚肉を好んで食べた。

いわゆる三枚肉をワインに漬け込んで熟成させる今どきのサムギョプサル屋にも行ってみた。

ソウルの場合、専門店は専門のものしかメニューに並べていないことが多く、この店もアレコレ珍味を食べたい私にはあまり面白くなかった。豚肉はそれなりに美味しく、特製マスタードやカラシ醤油、塩コショウとか好みで味わえる。

一風変わった調味料として面白かったのが、きなこ。カリカリに焼けた豚肉の脂が意外にきなこの甘さに合う。クセにはならないが試す価値のある味だった。店はCOEXモールそばの「ZENZEN」という店。

お次の画像は、ロッテワールドデパートにあるレストラン(名前は忘れた)で食べたカルビチム。これは結構旨かった。デパート内のレストランとはいえ、ちょっと高級路線の店のようで、現地の有閑マダムで賑わっていた。

カルビタンとかクッパ系のスープ系の料理に入っている骨付きあばら肉が主役の料理で、ここの店では鍋焼風。栗やキノコ類、ネギがどっさりトッピングされ、ゴロゴロ入っている肉といい感じで融合している。甘すぎない甘めの味付けで現地の焼酎とよく合う。

まあソウルで食べたものなど読者の方々には何の参考にもならないだろうから、この辺にしておく。

今回、地元のスーパーをぶらついていて、目に付いたペットボトルにビックリ。腰が抜けた感覚に陥った。その名も「17茶」。
日本でお馴染みの十六茶のパクリだろうが、日本より1種類多くしているところが韓国人の発想らしくておかしい。

それにしても、ここまでパクリが普通になっている国って面白い。そのうち、「コカコーリ」とか「メルセデスベンザ」とか「カッペヌードル」とかも出てくるのかも知れない。

まあ大半の韓国人にしてみれば、自分が接している商品がパクリものだとは知らないわけだし、彼らにとってはどうでもいいことなのだろう。

もっとも、彼ら特有の考え方で、パクリものの方こそ元祖だと言い始めそうな気もする。

ちなみに一部で有名な「ウリジナル」という言葉をご存じだろうか?韓国語で「我々の」を意味する「ウリ」と「オリジナル」を掛け合わせた造語だ。

柔道だろうが相撲だろうが、醤油だろうが寿司だろうが、漢字の発明だろうが、すべて朝鮮半島が起源だと信じる人が大勢いるらしい。最近ではサッカーの起源までアチラだという説もあるとか。

なんとも凄いたくましさではある。ある意味、そういう図太さを日本人も見習った方がいいのかもしれない。

私はイヤだが・・・。

さてさて「17茶」。お味の方はヘルシーでサッパリ。悪くない。マイナー商品だと思っていたが、どこの店でも見かけたし、派手な広告もあった。すっかり地元では市民権を得ていることに恐れ入った。

確かに「十六」より「17」のほうが数字の上では勝っている。勝ち負けとかいう次元の話ではないが、変な気分だった。。。

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