2007年11月14日水曜日

ホームシアター自慢


我が家の自慢のひとつがホームシアター。100インチのスクリーンに5・1チャンネルのサラウンドスピーカーがリビングに設置してある。これ見よがしに機材が露出しているのは格好悪いので、困ったのがスピーカー選び。リビング空間に異物感なく収めるために選んだのが、米国・スピーカークラフト社の天井埋め込み型の逸品。写真のダウンライトの横に移っている円形のユニットだ。埋め込み型の利点は、なんと言っても見栄えだが、音響特製は当然まっすぐ方向だけに照射されるため、臨場感がすべてのサラウンドには不向きだ。

ところが、スピーカークラフト社の埋め込み型スピーカーは独自の特許とやらで、ベース自体は埋め込まれるものの、ツイーター、ウーファーユニットの角度が30°まで可動するため、前方3つ、後方2つのスピーカーをきちんとベストポジションに向けて鳴らすことが可能。戦争映画のヘリコプター音などは本当にグルグル回っている感じだ。全部が上方向から鳴っている点にはやや不満もあるが、ひと月に2~3度という映画鑑賞頻度からすれば充分だ。

スクリーンも普段は邪魔なので、家具を工夫して収めることにした。普段は50インチのプラズマを置いてある家具の上部にスクリーンを収納できる箇所を作り、使うときだけ電動で降りてくる仕組みに仕上げた。上下2枚の写真を比べてもらうと分かりやすいかと思う。

最近のプロジェクターは、ひと昔前のそれと違って、映画館のように真っ暗にしなくても充分の明るさがある。生活空間を兼ねたリビングでも暗室並みに暗くしなければならなかった昔の機材に比べると非常に優秀。

ちなみに業者さん曰く、10年ちょっと前なら我が家のプロジェクターの性能ならば3ケタ万円だったそうだ。技術の進歩のお陰で、我が家のプロジェクターは10万円台前半で買えた。

さて肝心のテーマが鑑賞する作品だ。ケーブルテレビでやっていた「Gメン75」をスクリーンで見ても、なんとも画像が荒くて全然良くない。やはり近作DVD以外はまるでダメ。テレビもデジタル云々言ってもサラウンド対応じゃないと100インチではしっくりこない。

アクションものも舞台や背景が都会系だと、チラチラしすぎな感じになる。大自然系のスペクタル系(なんだ?)がもっとも集中して楽しめる。宇宙モノとか、天災モノなどは大画面・サラウンドと相性がいい。

大スクリーン向きという点では次のような映画がオススメ。現役の米国大統領が宇宙人に向かって戦闘機で出撃する「インディペンデンス・デイ」とか、氷河期が突如やってくる「ザデイアフタートゥモロー」、彗星が地球に衝突する「ディープ・インパクト」など。

アクションやサスペンス系ではなく、じっくり見せる映画にも大画面向きの作品は結構あるが、そちらは後日紹介したい。


ちなみに最近のアニメ大作は、子ども向けなどと侮れない。クマノミが出てくる「ファインディング・ニモ」とかマンモスが出てくる「アイスエイジ」などは、大スクリーンとスーパーウーファー付きのサラウンドで鑑賞すると結構大人も見入ってしまう。普段、漫画本やおたく系アニメとは無縁だが、実写とは違う独自の世界に不思議な魅力を感じる人が多いことが少し理解できた気がする。

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